こんにちは、大阪府八尾市 ヒラノヤ 代表の中務(なかつかさ)です。
本日のピックアップは…拡張カード!!
基板スクラップ業界の中では比較的影の薄いパソコンパーツですが、こちらは実はそこそこのスクラップ価値のある基板です。
そもそも拡張カードとは一体何なのか…
例えば…↑↑↑はおそらくパソコン自作マニアの方は見たことがあると思われます。そう、グラフィックボード&サウンドカードです。映像および音楽を扱う基板です。
別に「拡張」しなくともマザーボードには両者共に元々付いておりますがそれはあくまで汎用のものであり、例えばミュージシャンが音楽を作成したり高精細映像コンテンツの制作やCADなどの3D図面作成など特殊な用途の場合は不十分なものです。音域は限られますし映像ならば見事にカクカク…と話になりません。のでそれぞれその能力を強化する場合に追加されるのがグラボ&サウンドカードなわけです。
要約すると、機能を追加および強化、つまり拡張するために取り付けられるのが拡張カードです。他にもネットワークカード、テレビチューナーカードetc…様々あります。
スクラップに話を戻します。拡張カードは高性能であることが多いため発熱量も半端ではないため、このようなファンが付いていることが多くあります。(実際稼働中に手を近づけると熱風が感じられる)
これらはアルミ・プラスチック・ステンレス・銅などで構成されており、弊社ウェブサイトのトップページにもありますが金(Au)・銀(Ag)・プラチナ(Pt)などの貴金属と比べても金属的価値は圧倒的に安価です。(例:銅は金と比べて5500分の1の価値)ので、貴金属類を価値基準とする基板のスクラップ買取においては、言い方は悪いですがゴミ同然、つまりは異物となりダスト扱いとなります。ので、出来れば取ってしまいましょう。
ついでに鉄のステーも取ります。電動工具やトンカチで簡単に取れます。
ゴツイものだと基板自体の重さは最悪半分以下(どころか1/4の場合もある)になることもありますが、取り外したならばダスト扱いではなくマテリアルとして売れます。銅ならば1kgでお昼ご飯代くらいにはなりますし。
はい、できあがりです。
このサイズの基板にデンッと正方形ICチップを大きく搭載、、、明らかにヒラノヤ基板買取基準ではA基板以上の価値!!これは美味しい!!!
というわけで、拡張カードのファンやアルミや鉄などの異物は綺麗に除去して、可能ならばそれはそれで別で売ってしまいましょう!!
拡張カード(A)のスクラップ買取価格
拡張カード(B)のスクラップ買取価格