こんにちは、ヒラノヤ 中務(なかつかさ)です。
プリント基板/生基板の処分にお困りの方…ヒラノヤでは基板に含まれる銅の回収・リサイクルのために高価買取をしております。
プリント基板と生基板の違いについて
基板スクラップ業界では何も実装されていない基板のことを生基板と呼んだりプリント基板と呼んだり、定義がすごく曖昧です。のでまずその定義をきちんと定めるところから。
プリント基板とは…
導電用の銅箔が外部および内部にあらかじめ配線された基板のことです。所定の位置に各種部品を実装・固定するだけで銅箔を通じ電子回路として機能するようになっているため、生産にあたってスペースの最小化および制作コストのカット、同一型の大量生産など業務の効率化を図ることが出来る代物です。
生基板とは…
プリント基板を作る前の銅箔のみされた基板です。回路描画に不要な部分の銅箔のみ溶かし(エッチング)、プリント基板が制作されます。
簡単に言えば回路の描かれていない板with銅箔を生基板、で生基板にエッチングを施し回路が描かれたものがプリント基板ということになります。
プリント基板の構造の種類
上にも書きましたが再資源化におけるプリント基板/生基板の価値は内外に回路として含まれる銅箔にあります。製品の機能が複雑であればあるほど銅箔の回路がギッシリと詰め込まれるため必然的に価値が高くなりますが、その銅箔の回路を詰め込む方式にもいくつかの種類があります。
片面基板・両面基板
表面の片側および両側にのみ銅箔が貼られており、後述の多層基板やビルトアップ基板のように立体的で複雑な回路を組み込む必要のない基板。生産コストも安いため多くの家電機器で使用されています。
多層基板・ビルトアップ基板
銅箔のパターンを絶縁体と共に交互に一枚一枚重ねていくことにより立体的で複雑な回路の形成が可能である基板。
フレキシブル基板
いわゆるフィルムと呼ばれる柔らかで折り曲げ自在な基板。こちらにも両面・片面があります。
※画像ではスルーホールを省略しています。(面倒なので★)
ちなみに、銅箔がどの程度含まれているかはパキッと折ってやりその断面を見れば大体ですが判断出来ます。
ただし、正確な単価の算出にはやはりサンプルが必要です。のでお見積りをご希望の場合はぜひサンプルを下さいませ。
尚、実装されていない基板でも金メッキの施されているものは金を価値の基準として買取になります。金は銅価値の別枠での買取となります。
弊社では全て溶解致しますので機密情報漏えいなどはご心配無用です。(というよりもプリント基板は単一の商品に合わせて製造されたものなので再利用できません)
もし処分に困られているということでしたらヒラノヤにご連絡くださいませ。国内最高の条件にて買取させて頂きます。
よろしくお願い申し上げます。