こんにちは、ヒラノヤ 代表 中務(なかつかさ)です。スクラップ業をしてる方でしたら特に重たく且つツルツルしているため持ち上げにくく、で横着をして電源のコンセントを掴んで持ち上げ脛を強打、、、なややこしい物を見かけることもあるかと思われます。そう、UPSスクラップです。
今回は鉄の塊よりやっかいなUPSスクラップについて解説します。
UPSとは??
英語のアルファベットを開きますとUninterruptible Power Supply、日本語で「無停電電源装置」です。
これでも少しわかりにくいので少し説明を。
例えば、通信施設やデータサーバー、発電所など24時間365日サービスを提供し続ける必要のあるもの、自前のサーバーや溶鉱炉などきちんと手順を踏んで停止させる必要があるもの等々は、突然電源をオフにはできません。しかし落雷・火災・地震などにより電源を喪失⇒強制終了されてしまう恐れもあります。
そこで必要となってくるのがこのUPSです。
内部に密閉型のバッテリーが入っており、UPSを電源ライン上に組み込んでおけば万が一そんな状況が起きたとしても機器類に対して突然の電源停止が起らないようになっています。
スクラップ・資源としてのUPS
UPSスクラップの金属価値ですが内部のシールドバッテリーにあります。もっと言えばそのバッテリー内部の鉛です。
というわけで早速UPSを解体してみました。
こんなかんじです。バッテリーと電線とトランスコアと電源基板と端子と、プラスチックのケースで構成されています。
うーむ、銅相場が下落を続ける昨今ではとてもいい物が入ってるとは言い難いです。しかも解体に10分かかりましたし、重さ内訳でもバッテリーとトランスコアが重さの約70%を締めておりました。それら全てを勘案すると「これを解体して小銭を稼ごうとするなら他にもっとすべきことがある」と私は思ってしまいました。ははは。(あくまで私の感想なのであしからず)
というわけでヒラノヤではUPSスクラップも全国より高価買取をしています。
重たく生傷の絶えない非常に厄介なものですが、もしございましたらお気軽にヒラノヤへお問い合わせ下さいませ。
よろしくお願いいたします!